戦国時代の堀割が残る名称寺(みょうしょうじ)

吉井山名称寺 大和高田市

御本尊と創建時期

本尊阿弥陀如来
宗派浄土真宗本願寺派
開祖本願寺第三代覚如
創建時期建武二年(1335年)

名称寺について

名称寺は本願寺第三代覚如宗主が百済大寺の跡に和州百済二條道場として建武二年(1335年)に建立したものである。 康正九年(1455年)百済より現在の曽根の地へ移転する。その後、延徳二年(1490年)1月下旬より7月まで蓮如上人がご巡錫になり、永正十年(1503年)六月、寺号を二條名称寺と許可され、6月28日実如上人より御影が下付された。 その後、石山合戦となり、元亀三年(1572年)9月4日当寺からも出陣したが、織田方の軍勢に攻められ、同十月七日、ついに陥落する。現存する堀割は当時のものと考えられている。

名称寺に行った感想

この日は自転車で橿原神宮に行った帰りに大和高田を回っていたら、この名称寺に辿り着きました。前を通ったら大きい堀のようなものがあり、気になったので立ち寄ってみると本願寺派のお寺で歴史も古い。700年も前に建立されたというのもびっくりでしたが、寺の前にある堀割が戦国時代のもので石山合戦の時に織田と戦った時にもあった堀とはびっくりしました!奈良は路地を通ると急にこういった歴史のある場所に出会えることに感動しました。

名称寺の基本情報

観光地名名称寺
住所奈良県大和高田市曽大根575
電車・バスでのアクセスJR大和新庄駅から徒歩16分
車でのアクセス南阪奈道路から大和高田バイパスを経由して東室の交差点を右折、または橿原方面から大和高田バイパスにて東室交差点を左折、曽大根を左折して約5分
駐車場なし
入館、拝観料など
拝観時間
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