東吉野村の奈良穴場観光スポット『丹生川上神社中社』





丹生川上神社中社 / 奈良で雨が降らない時はすぐここに来るべき!

3.0
評価する主祭神 :罔象女神
社格等 :式内社(名神大)
二十二社(下八社)
旧官幣大社
別表神社
創建時期:白鳳4年(675年)
丹生川上神社は罔象女神(ミヅハノメ)を祭神とする神社です。
また、川上村の丹生川上神社上社・下市町の丹生川上神社下社があり、
この神社を丹生川上神社中社とも呼びます。
主祭神は水一切を司る神様で水利の神として信仰され、五穀の豊穣に特に旱続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど朝野の信仰を捧げてきました。
千三百年余り前の白鳳四年(675年)「人聲の聞こえざる深山吉野の丹生川上に我が宮柱を立てて敬祀らば天下のために甘雨を降らし霖雨(長雨の事)を止めむ」との御神教により創祀せられ、雨師の明神、水神宗社として朝廷の崇敬は殊の外篤く「延喜式」(927年)には名神大社に列せられ、又平安時代中期以降は、祈雨の神として「二十二社」の一つに数えられました。祈雨には黒馬を、止雨には白馬又は赤馬を献じ朝廷の特に崇敬する重要な神社でありました。この神事は平安時代から96回行われた。
丹生川上神社中社を観光した運営者の感想
夏の終わりに行きましたが、近くの川で水遊びやキャンプ、
BBQなどやっており、とても自然豊かな場所でした。
川沿いに建つこの神社ですが、一歩境内に入れば
空気が一変した気がしました。とてもきれいな境内、
ご神木であろう杉の木があり、身の引き締まる思いがしました。
また、丹生川上神社中社の「丹生」ですが、
1912年に現在の下市町に丹生村という村があり、それが語源のようです。
また丹生という地名は、全国各地にあるそうですが、その意味は
丹砂(タンシャ=硫化水銀)の産地であることを示しているそうです。
この場所で、水銀が取れてたのでしょうか。
その昔、奈良の大仏を建造する時、金を水銀に溶かして、大仏に塗っていたとも
言われるので、もしかするとここで取れた水銀が使われていたのかもしれません。
観光基本情報
東吉野村の観光地名 | 丹生川上神社中社 / 奈良で雨が降らない時はすぐここに来るべき! |
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ジャンル | 景色 古墳 神社・お寺・寺院 |
住所 | 奈良県東吉野村小968 |
電車・バスでのアクセス | 近鉄大阪線榛原駅から、奈良交通バス(四郷大又行き)で「蟻通」バス停下車
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車でのアクセス | 西名阪自動車道「天理IC」よりR169で桜井、R165で大宇陀を通り、R166で東吉野村へ。
名阪国道「針IC」よりR369で榛原方面、R370で大宇陀を通り、R166で東吉野村へ。 東吉野村からは、県道16号・220号を南下 |
駐車場 | 境内に無料駐車場あり。 |
入館、拝観料など | |
営業時間 | 00時00分~00時00分 |
休日 |