1500年前に作られた太鼓形埴輪がそのままの形で展示!

田原本町

2022年6月4日に田原本町の田原本青垣生涯学習センター2階で、特別展示されている宮古平塚古墳で発掘された太鼓形埴輪を見に行ってきました。


今までも太鼓形埴輪は発見されているのですが、どれも壊れた状態での発見だったそうです。
でも、原型を留めた発見はここ田原本町が初めて!
埴輪は横置きで長さが28cm、直径17.5cm
太鼓面が両面にあり、革を留めるびょう(直径1.5~2cm)や革の端を表現した線もありました。
この写真でわかりますか?


古墳時代後期(6世紀前半)の埴輪で、調査された場所は、小字名が「平塚」で、「大和國古墳墓取調書」に記載されてたが、遺跡としては登録されていませんでした。
今回の発掘調査により「宮古平塚古墳」として新規登録されたそうです。

日本書紀には「鼓」の記述も見られることを含め、当時の太鼓には
・儀礼の場で使用
・軍楽器として使用
・葬儀の場で使用
が考えられるそうです。


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