室生寺 / 龍神を守るために創建されたシャクナゲでも有名なお寺

4.0
宇陀市

室生寺には国宝あり

来ました!室生寺!!室生寺は以前に一度来たことがあったのですが、いい季節に来るのは初めて!今回は桜の季節に来ました!

室生寺石碑

いざ!室生寺!

室生寺は奥深い山と渓谷に囲まれた場所に建立されました。奈良時代末期に桓武天皇のご病気平癒の祈願で興福寺の構想賢璟など五人の高徳な僧によって行われ、これに卓効があったことから、勅命により国家のために創建えたといわれています。

室生寺太鼓橋

室生寺へ行くには橋を渡りますが、そこからの景色がとてもきれいです。室生川の対岸に咲いている桜もきれいです。

太鼓橋から見た川の風景

今日は快晴で青空と室生川の風景もサイコーー!

太鼓橋からの桜

この日、まだ満開ではなかったですが、やっぱ近くで見るときれいです。

石碑と仁王門
青仁王像
赤仁王像

室生寺は奈良の中でも屈指の桜の名所ですが、行った時はお客さんも少なく見やすかったです。

室生寺の桜
室生寺の桜2

仁王像相変わらず怖いですねーこの二人ににらまれたら後ずさりしてしまう!そんな仁王門を通りすぎると石段見えてきます。桜も見ごろで本当にきれいです。

室生寺石段からの桜
室生寺石段からの桜

石段を登りきると金堂が目の前に現れます。金堂の後ろの桜もきれいですねー室生寺はいたるところに桜が咲いており、楽しませてくれます。

金堂の桜

穏やかな柿葺(こけらぶき)の金堂は高床の正面一間通り、江戸時代に付加した礼堂で、これが無かった時代には、この石段上から堂内の仏像の姿が拝めたようです。その金堂横に見ながら進むと本堂(潅頂堂)が見えてきます。

室生寺本堂

この本堂は鎌倉時代に作られた国宝。ここは真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂で、真言寺院の中心であるところから本堂、或いは灌頂堂と言い延慶元年(1308)の建立。五間四方入母屋造りの大きな建築で、和様と大仏様の折衷様式を示します。

室生寺の五重塔

本堂の横には石段があり、そこから室生寺で最も有名な五重の塔が見えます。この五重塔は屋外に立つ五重塔としては我が国で最も小さく、また法隆寺五重塔に次ぐ古塔です。檜皮葺の屋根や丹塗りの組物が、奥深い樹林に包まれて格別の風情があります。

室生寺五重塔アップ

国宝がたくさんあり、歴史としても風景としても良い室生寺ですが、行くならぜひ春の桜の季節に行ってみてください!

室生寺の灯籠とお墓

主祭神と創建時期

本尊 釈迦如来(国宝)
宗派 真言宗室生寺派
開祖 賢憬(賢璟)
創建時期 宝亀年間(770年 – 781年)
文化財 金堂、五重塔、木造釈迦如来立像ほか(国宝)
弥勒堂、木造文殊菩薩立像ほか(重要文化財)

室生寺について

奈良を観光するのに、室生寺に行かない手はないです。
室生寺(むろうじ)は、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院。

山号を宀一山(べんいちさん)と号する。開基(創立者)は賢憬(賢璟)、本尊は釈迦如来である。奈良盆地の東方、三重県境に近い室生の地にある山岳寺院である。

宇陀川の支流室生川の北岸にある室生山の山麓から中腹に堂塔が散在する。平安時代前期の建築や仏像を伝え、境内はシャクナゲの名所としても知られる。

女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名がある。なお、山号の「宀一」は「室」のうかんむりと「生」の最後の一画だという。仏塔古寺十八尊第十八番。

春は桜、秋は紅葉と綺麗な景色を見させていただける、奈良を代表する宇陀市にある観光スポット。

室生寺に行った感想

奈良の観光地でも屈指の有名スポットですが、奈良市からもかなり遠く秘境感はすごいです笑

でも、遠い中行っても意味のある歴史ある観光スポットです。

国宝五重塔は必ず見ておいて損はないです。

室生寺の基本情報

観光地名室生寺
住所奈良県宇陀市室生78
電車・バスでのアクセス近鉄室生口大野駅から室生寺前行きバス終点下車徒歩5分
車でのアクセス針インター(交差点)を左折して 国道369号線へむかう。
外の橋(交差点)を左折して県道28号線に入り緑川(交差点)を左折して国道165号線に入る。
室生寺入口(交差点)を右折して県道28号線を直進。
針インターから約30分。
駐車場普通車100台、大型バス10台  ※有料
入館、拝観料など大人600円・子供400円
【団体(30名以上)】 大人500円 子供300円
拝観時間9時〜16時

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