春日大社 / 名前の由来は神が住む処でかすがと読む!?

4.5
春日大社 奈良市

春日大社は神が住む処

春日大社は神が住む処→神(か)住(す)処(が)が語源?ちょいと無理ある?

春日大社

季節はちょうど、4月下旬、桜が咲いてて観光するにはいい頃。春日大社の門と枝垂桜がとてもマッチしてました。

京都は外国人が多いですが、最近奈良も結構外国人が多くなりましたよねー

この日もかなり外国人がいました。奈良もようやく外国人に認知されてきたのでしょうか?頑張れ奈良県!頑張れ荒井知事!(2016年8月現在)

春日大社社務所前

ちなみに、奈良県好きな皆さんはすでにご存じだとは思いますが、春日大社の説明です。

春日大社は神護景雲2年(768)、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された神社です。

春日山原始林に続く御蓋山の西麓に鎮座する藤原氏の氏神を祀っています。神が白鹿に乗って 奈良の地においでになって以来、鹿は神の使いとされています。

平成10年(1998)、古都奈良の文化財として春日大社と春日山原始林が世界遺産として登録されました。

ところで、神が住む処→かすが→春日→バンザーイのくだり皆さんはご存知でしたか?元々、この辺りは春日(かすが)と呼んでいました。春日は枕詞の1つで「はるひ」と読み霞にかかるという意味があります、それが枕詞によって、春日(はるひ)のかすがと読まれるようになり、神が住む処(かすが)と合わさり、春日(かすが)大社と呼ばれるようになったそうです。

ただ、春日という言葉は色々な意味を持っており、一説では「春」は、春の季節を表し、新しい始まりや花開き、草木が芽吹いていることを指し、「日」は、日の光や日差しを表しています。そのため、「春日」は、春の季節に訪れる美しい日差しを意味すると考えられます。また、春が新しい始まりを意味するのに対して、日は光や希望を意味するため、春に訪れる新しい希望や光を表すこともできます。また、「春日」は、女性の神「春」と男性の神「日」が結ばれることを意味するとも考えられます。そのため、夫婦の結婚を祈願するために使われることもあります。神が住む処で新しい息吹を感じ、夫婦円満で良い人生を過ごすことを祈る。ご結婚されてる方やカップルの方はすぐ春日大社へ行ってください!笑

全国1000社の総本社でもある、奈良の春日大社は氏神が、あの中臣鎌足さん。

中臣鎌足と言えば…

日本人で知らない人はいない大化の改新の立役者!そして、中大兄皇子(のちの天智天皇)の腹心として政治にも活躍し、藤原姓を授かり、日本最大氏族「藤原氏」の祖としても有名な人。

そんな人を氏神として祀る春日大社は、是非とも奈良に来たら行かなければいけない、いや行かないと奈良県を観光したことにはならない、いやいや、日本人としてどうなんだろう?という場所です。行きたくなってきましたか?奈良を守護する春日大社をぜひ観光してください!

春日大社の灯籠

灯篭も奈良のほかの神社と違って、とても豪華!日本で1番多い3000基もの灯篭が並んでるのが、この春日大社。1年に2回、2月と8月にしかやらない中元万灯篭。これを見逃したらダメです。 せっかくくるなら、この時期に観光するのもおすすめです!

でも、休日は特に人がとても多くて周りを見ながら歩くのも大変なので、参拝、観光でまったり春日大社へ来られる場合は、平日の方がいいかもしれないです。休日は鹿より人の方が多いくらいです。

御神木影向之松1

あと、やっぱり中元万灯篭以外で来るならこの桜は一度は見ていただきたいのですね!ほんと写真で見るよりかなり綺麗で見とれてしまいますよ!次は中元万灯篭に行って、また報告します!

主祭神と創建時期

主祭神

春日神

社格等

式内社(名神大)
二十二社(上七社)
旧官幣大社
勅祭社
別表神社

創建時期

神護景雲2年(768年)

春日大社について

奈良の観光スポットでまず行っておかないといけないのがここ春日大社。なんと灯籠の数は日本一で約3000基!この春日大社は、今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えした。

やがて天平の文化華やかなる神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して香取神宮から経津主命様、また枚岡神社から天児屋根命様・比売神様の尊い神々様をお招きし、あわせてお祀り申しあげたのが始まりです。
春日大社公式ページ

また春日大社の歴史は古いこともあり、宝物殿にはとても貴重な品々が納められています。
平安時代、藤原氏は繁栄を謳歌し、朝廷の春日行幸は慣例化され、本宮御料古神宝類(ほんぐうごりょうこしんぽうるい)など神宝類もたくさん納められました。また、その中でも若宮御料古神宝類として49点が国宝に、古神宝銅鏡類17点が重要文化財に指定されており、鏡や手箱など単独で 文化財指定される王朝時代の工芸品がたくさんあります。美しい蒔絵(まきえ)を施した箏(こと)や化粧道具箱など、 比売神(ひめがみ)様に捧げられた優美な宝物や、貴公子の用いる最高級の武器武具も伝わっています。

刀剣類では平安時代以降の代表的な太刀の拵(こしらえ)が、揃っていることが特徴的です。
飾剣(かざたち)、毛抜形太刀(けぬきがたたち)、兵庫鎖太刀(ひょうごぐさりたち)、 革包太刀(かわづつみたち)などの最高級品が揃って見られるのは春日大社のみだけで、 6つもの国宝が納められています。

奈良でもっとも有名で観光客の多い観光スポットです。

春日大社へ行った感想

春日大社の氏神は、中臣鎌足(のちの藤原氏)です。
現在でも年1回、全国の藤原氏の末裔が春日大社に集まって、親睦を兼ねた会合などが執り行われているそうです。
奈良では大化の改新で活躍した、藤原鎌足は色々なところで神様になってますが、ここもそうだったんですねー

おすすめというより、奈良に来たら必ず行くでしょうという場所です。近鉄やJRからも近い、奈良一番の観光スポット、奈良市を観光する際、ぜひ一度足を運んで欲しい場所です。
また、奈良市をまわろうと思うと1日ではまわりきれないので、お泊りで来られるかまわるところを決めて観光することが大事だと思います。

春日大社の基本情報

奈良市の観光地名

春日大社

住所

奈良県奈良市春日野町160

電車・バスでのアクセス

JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分、
「春日大社本殿」下車すぐ または
奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分「春日大社表参道」下車、徒歩約10分

車でのアクセス

名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km

駐車場

本殿前特別参拝 初穂料500円 宝物殿
大人(大学生以上)/400円
高校・中学生 /300円
小学生 /200円

団体(20名以上)
大人(大学生以上)/320円
高校・中学生 /240円
小学生 /160円

萬葉植物園
大人 /500円
小人 /250円

団体(20名以上)
大人 /400円
小人 /200円

拝観時間

  • 本社参拝 開門時間 06:30~17:30(11月~2月07:00~17:00)

  • 国宝殿 10:00~17:00(入館は16:30まで)

  • 萬葉植物園 09:00~16:30(12月~2月09:00~16:00)

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